NICOSIA Grillo Sicilia DOC

注目の産地シチリア

100年以上の歴史を誇る老舗ワイナリー『NICOSIA』

シチリアの温かな太陽の下で育まれたグリッロ種のブドウから造られるこのワインは、輝きのあるイエローが目を引きます。開けた瞬間に広がるリンゴや柑橘類の爽やかな果実香と、ミントを思わせる清涼感あふれるハーブの香りが魅力的です。口に含むと、塩味を思わせる独特の特性と、その丸みとフレッシュな酸味が絶妙に溶け合い、心地よい余韻を残してくれます。

このブドウ畑は、海抜約200メートルの砂質土壌に位置しています。収穫は9月に手作業で行われ、厳選されたブドウは12時間冷却してから浸軟されます。除梗された後、ブドウは優しくプレスされ、48時間の沈殿プロセスを経て、15〜18℃の温度管理下で約20〜25日間発酵させます。その後、細かい澱を含むステンレス製のタンクに入れられ、その後2〜3ヶ月間ボトル熟成させます。

シチリアでは、豊富なオリーブオイルとハーブを使ってグリルしたメカジキに合わせますが、それだけでなく、その他のシーフードとの相性も抜群です。エビのマリネやグリルした野菜など、様々な料理に適しています。

この豊かなオーガニックワインは、エトナ山とヴィットーリア地方で育てられたシチリアの主要なブドウ品種から作られており、カンティーネ・ニコシアの生産哲学を体現しています。それは、原材料への敬意、シチリアの長いワイン造りの歴史、貴重な在来ブドウ品種の保護、そしてそれらを栽培するのに最適な土地への尊重です。ブドウ畑とセラーでの持続可能な生産方法が採用されています。

 NICOSIA 

1898年、現在のオーナーの曽祖父フランチェスコ・ニコシアが、エトナ山の東側斜面にあるトレカスターニで最初のワインショップを開店しました。エトナワインは、その独特のミネラル感と「火山性」でヨーロッパ全土で高い評価を受け、1986年にはシチリアで初めてD.O.Cというイタリアワインの格付けを獲得しました。

20世紀末には、現オーナーであるカルメロ・ニコシアの粘り強い努力と革新的な精神により、家族は企業家精神の新たな時代を迎えました。ブドウ畑の拡大と再編成、そして近代的なワイナリーへの大規模な投資によって、彼らの家業はイタリアおよび世界のシチリアワインの復興において主要な役割を果たすようになりました。

環境を考慮しつつ、シチリア島の素晴らしいワイン産地を強調し、地元の高品質な固有品種と国際品種に焦点を当て、最良のブドウを選定し、セラーでの細やかな作業を経て、最高の原料を育成します。これはシチリアのワイン製造において、最上の品質のワインを生み出すための取り組みです。

環境保全と食品の安全性を両立させるために、持続可能なブドウ栽培方法を採用しています。最新の精密栽培技術を用いてワインの汚染物質を取り除き、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えています。消費者が求める健康的な食事と生産プロセスの透明性に応えるため、長年にわたって高品質な製品作りに励んできました。その結果、ニコシアは企業活動、作業体制、生産プロセス、顧客・サプライヤーとの関係、環境、食品安全に関する一連の基準とガイドラインを守ることを国際的に認証されています。

商品情報

タイプ　白ワイン

生産者　NICOSIA 

生産地　イタリア　シチリア

原産地呼称　シチリアD.O.C

品種　グリッロ100%

容量　750ml

ペアリング　カルパッチョ　魚のグリル　シーフードのフリット

味わい　ライトボディ☆☆★☆☆フルボディ